先日、オーガニック髪染めヘナの講習会で神戸に行ってまいりました。
髪に悩みを持つ方も髪染めはなくてはならないものですよね。
美容室で一般的に使用されているカラー剤はケミカルなのですが、より髪に負担の少ないオーガニックを原料としたカラー剤をお探しの方も最近では増えてきているようです。
市販の毛染めコーナーにもヘナ染めが売り出されていたり、ヘナを取り扱っているサロンもちらほらあるようです。
髪染めは2ヶ月に1回程度が頭皮への負担もあり当店でも推奨しておりますが、年齢を重ねるにつれてカラーの回数は自然と増えてしまいます。
また、回数が増えると、サロンにいかず自宅でできればコストも時間も減らせます。
回数の増加、ダメージ、サロン通いの時間から、自宅ヘナを選択される方が増えている要因かもしれません。
そこで、スーパースカルプ発毛センターからオーガニック認証ヘナが発売されます!
スーパースカルプヘナについて
■ヘナは植物を使った染料
ヘナとは、インドや中近東などの熱帯地方に多く自生する、ミソハギ科シコウカ(指甲花)という植物を粉末にしたもの。昔から儀式などで髪・爪・手足に彩色するための染料として使われており、クレオパトラがヘナを使って爪を染めた、という逸話もあります。
インドの女性が額につける赤い印(ビンディ)にも、ヘナが使われているそうです。また、アーユルヴェーダー(=インド伝承医学)では”薬草”として毒素排出・炎症抑制・新陳代謝を良くする効果があると言われる長い歴史もあります。頭皮につけることにより、頭皮環境を整え、健康な髪を生み出す効果が期待できます。
■ヘナの色素成分で髪が染まる
現在のカラーリングは、化学変化によって染料を内部に定着させるものです。髪の色素を薄くしたり、タンパク質の結合力を弱めたりと、どうしても髪に負担がかかってしまいます。ヘナには、ローソニアという色素成分が含まれており、髪の主成分であるケラチン(=タンパク質が繊維状につながったもの)にからみ付く性質があります。この作用で髪がオレンジ系に染まります。オレンジ色が目立つ方には、インディゴという植物を後お染めすることで自然なブラウンも可能です。
■ヘナには様々な効果が!
ヘナは白髪には色が入りやすく、白髪染めとしては最適です。ただ、髪の色素を薄くする効果はありませんので、極端に黒髪を明るくすることはできません。少し色味が変わり、自然な髪色に仕上がります。
ヘナにはトリートメント効果があります。ヘナがタンパク質と結合する時、髪の表面にからみ付いて薄い皮膜を作って髪の表面を覆い、髪内部の保水力を高めます。トリートメント効果により、ヘナを使っていくうちにハリ・コシがでて、クセ毛も軽減する効果があります。紫外線のダメージからも守ってくれます。カラーリングしながら、トリートメントもできるため、髪を傷めたくない方におすすめです。
■ナチュラルヘナとケミカルヘナ
葉の部分を乾燥させ、粉末にしたものを「ナチュラルヘナ」と呼びます。ナチュラルヘナは100%天然の植物なので、産地や収穫時期によって発色が異なります。髪の質によって、色が強くでる場合もありますし、色が出にくい場合もあります。髪が傷んでいると、1回目は髪がきしんでしまうことも。1回でやめないで、続けて試してみてください。
又、「ヘナ」と書かれてある商品はすべて天然成分で安心、というわけではありません。ナチュラルヘナは発色が安定しないため、化学成分が配合されいるものがあります。これはナチュラルヘナと区別してケミカルヘナといいます。次の成分が配合されていないか、商品をよく確認してみてください。
【パラフェニレンジアミンなどの酸化染料】
白髪染めやカラーリング剤に使用される酸化染料が入ったものです。ナチュラルヘナに比べて発色が良く、さまざまなカラーが作れます。白髪染め・カラーリング剤よりも髪や頭皮にやさしいですが、かぶれるなどのアレルギー症状が出る場合があります。
【ピクラミン酸ナトリウム】
日本では、ピクラミンさんナトリウムをヘナに混ぜることは禁止されています。ナチュラルヘナより発色が良くなるため混入されるのですが、医薬部外品の成分のため表記義務がなく、「ナチュラルヘナ」として発売されているケースがあります。軽いアレルギーが出る場合がありますので、「ナチュラルヘナなのに発色が良すぎる」というものには注意が必要です。
【2-アミノ‐6‐クロロ‐4‐ニトロフェノール】
化粧品などに使用される染毛料の成分。発色度は上記2つよりも劣りますが、刺激は少ない成分とされています。アレルギーが出る場合があるため、注意が必要です。
≪スカルプヘナ特徴1≫高品質だといわれる理由は発色成分と生産設備
■高品質の条件は発色成分
一般のヘナの場合はローソン配合率(髪にからみつく率)2%前後で、2.4%以上であれば高品質といますが、スカルプヘナはローソン配合率2.9%!
インディゴの発色成分インジカンの配合は100ℊ中4.5ℊです。こちらは4ℊを超えれば高品質。
≪スカルプヘナ特徴2≫徹底した衛生管理
■衛生管理の行き届いた近代設備で製造しています
ヘナや他のハーブを床や汚れた器の中で分別、不純物除去を行っているる姿ではオーガニック認定取得工場にはなれません。衛生管理の行き届いたクリーンな工場で作られ、社内ラボにてしっかり品質管理されたパウダーだから安心です。
■製造後菌検査を行っています
天然成分には菌類は少なからず含まれています。しかし、安全基準値を製造元でも決めています。基準値は一般生菌は5000cfu/g以下/g以下、カビ菌1000cfu/g以下です。当社製品の平均一般生菌3000cfu/g以下、カビ菌は800cfu/g以下です。
■ヘナの純度(不純物を除く)は99.5%以上が葉の部分
パウダーには、砂、土、雑草、木、幹、埃などの不純物が紛れ込んでいます。これらをゼロに近づけるほど発色が良くなります。世の中の平均不純物の割合は5%前後で、純度は95%という事になります。純度が高いという事は発色もよく菌類も少なくなります。
≪スカルプヘナ特徴3≫希少価値のオーガニック認定品をラインナップに!
■化粧品の世界ではスタンダードな仏エコサート
仏エコサートは製造元からフランス本部に対してブランディング登録の依頼を行っています。いまでは世界基準となりヨーロッパを中心に85か国以上で活動するオーガニック化粧品の代表格。
■世界で最も厳しい米国USDAも取得しています
全成分の95%~100%が有機栽培からなる原材料で作られた製品のみに付けられるUSDAマーク。また、原材料および研究室、工場に対する厳しい基準にも合格しなければならない等、数多くの厳格な規則があります。
≪スカルプヘナ特徴4≫アジア経済成長の牽引役インドとのパートナーシップ
■製造国はインド。オーガニックヘナを製造できる工場はまだわずかです。
ヘナ製造国の中で最も政情が安定し、順調な経済成長をしているインド。インドの中でもオーガニックヘナを製造できる工場は数える限りです。近代的な設備を持つヘナ会社とパートナーシップを結んでいるので、品質と供給量は安定しています。
いかがでしたでしょうか。
和歌山店でも、ヘナの取り扱い準備ができましたら、お知らせいたします♪