①ホルモンバランスが崩れると病気(薄毛)になる
人間の体は約60兆個の細胞から出来ており、生体のさまざまな働きを調整する化学物質がホルモンです。ホルモンは血液によって全身に送られます。糖尿病はインスリンというホルモンが十分に作用しなくなる病気です。その他更年期障害、甲状腺のバセドウ病もホルモン分泌の崩れからくる病気です。ホルモンは身体の至る所に作用するため、ホルモンバランスが崩れると異変となり現れます。そもそれは髪の毛も例外ではありません。男性ホルモン(テストステロン)はヒゲと体毛の成長を促進しますが、髪は頭皮の皮脂腺から分泌される5αリダクタ-ゼと結合しジヒドロテストステロン(DHT)に変化し毛根を攻撃して発毛サイクルが崩れます。AGA薄毛の1番の原因です。女性ホルモン(エストロゲン)はコラ-ゲンの合成を促し、髪の毛の成長、発毛サイクルを保ちます。20代~30代はエストロゲンの分泌量が最も多く、50代になると急激に減少します。頭頂部から耳くらいまでの髪は女性ホルモンが大きく髪の成長に影響しています。中年を迎えた女性の薄毛、頭頂部が薄くなる男性AGAはこれが原因です。
髪の毛は主に寝てるときに伸びます。これは睡眠中に分泌される成長ホルモンによるものです。PM10時からAM2時に副交感神経が最も働き成長ホルモンが分泌さらます。ホルモン分泌はとてもデリケ-トですので不規則な生活、過食、睡眠不足、無理なダイエット、ストレス等でホルモンバランスが崩れます。
薄毛予防、改善は規則正しい食生活、睡眠を心がけできる。ストレスは自律神経やホルモンバランスを乱し血行不良を起こしますので特に注意して下さい。ストレスは自覚症状がなくてもストレス過多になっている場合がありますので普段から自分が気持ちよくリラックス出来る時間を作って下さい。
ストレス解消法は①カラオケで大声で歌うと自律神経が整うと言われています。②森林浴でα波を浴びる。③散歩、ランニング等で体を動かす。④思いっきり泣く⑤ゲ-ムなど娯楽趣味に熱中する⑥お笑いライブで爆笑する⑦音楽を聴く⑧旅行する⑨半身浴など自分に合った方法でストレス発散して下さい。